速いボールを打たないと攻められるは間違いです。

この記事を読むのに必要な時間: 約 4 分

テニスの勘違いの一つに速いボールを打たないと
攻められるってのがあります。

それは気のせいです。

攻められるのには別の要因が関係しています。
では、その別の原因とは？

その別の原因とはコースが悪いことです。
まずは相手がベースラインにいる場合。

スピードのあるボールを打っても
サービスラインあたりでバウンドするボールだと
相手は打ちやすいです。

打ちやすいってことは攻められるってことです。

つまり、1つめの原因は浅いってことです。

これを勘違いして
「相手に攻められたからもっと速いボールを打たないと」って思うと
ドつぼにはまります。

もっと速いボールを求めて
ミスが増えてスイングバランスが悪くなり
スランプへと陥ります。

もう最悪ですね。

これを突破するにはどうすればいいか？
簡単です。

深く打ってください。

スピードは出しても出さなくてもいいです。
ただ、深く打ってください。

深く打つと相手にとっては打ちにくいボールになります。

なので、よっぽど相手が上手いプレイヤーでない限りは
攻めてきません。

そんなに速くないボールでも攻めてこないので
少し不安になるかもしれませんが
深いボールの効果はすごいです。

ここまでは相手がベースラインにいる場合でした。

次は相手が前にいる場合。
ボレーしにきている時ですね。

この場合もさっきと攻められる原因は同じで
コースが悪いと攻められます。

前に来ている相手には深く打つつもりでネットの上を通すと
相手に攻められます。

相手はネットより上でボレーすることになるので
打ちやすいですよね。

だから、攻められます。
いくらスピードを出しても攻められます。

むしろ速いボールを打つと
その速いスピードでボレーされます。
スピードを利用して打たれるので。

相手が反応できないスピードで打てるなら
いいですけど、それはぼくには無理です。

じゃあ、どうすればいいか？

前にボレーをしにきた相手には
足元に打てばそう簡単には攻められないです。

足元のボールはネットより下で打つことになります。

ネットより下で打つボールは
スピードを出すとアウトします。

一度ネットを超えるために持ち上げて
それからコートに落とさないといけないので。
スピードを出しすぎると落ちてきません。

なので、相手の返球もスピードのあるボールはきません。

で、この相手の足元を狙うときは
スピードのあるボールを打たなくてもいいです。
打ってもいいですが。

スピードのあるボールでなくても
足元に打てば攻められないです。

覚えておいてくださいね。

では、まとめます。

スピードのあるボールを打たないと
攻められるってのは勘違い。

相手がベースラインにいるときは
深く打てば攻められない。

相手が前にいるときは
足元に打てば攻められない。

スピードが速くなくてもコースがしっかりしていれば
攻められないってことです。

スピードを出さないと攻められるって勘違いとはおさらばしましょう！

もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。