サーブが入らなくなった時に確認する3つのこと
今まで入っていたサーブが急に入らなくなることってありますよね。
そういうときって急にきます。
だから、サーブが入らない原因もわからないんですね。
そういう状態になったときに確認することをまとめてみました。
サーブが入らない状態って言っても
ネットになる場合とオーバーになる場合があります。
そこまで詳しくチェックするとなると
本人のフォームを動画で確認しないと無理です。
なので、一般論＋経験談を書きますね。
ただ1つだけ約束してください。
かなりの確率で振り方は悪くないです。
どうしてもラケットの振り方がおかしいと思ってしまいますが
たいていそこに原因はありません。
いつも同じ振り方をしているのに、そこにあるべきボールがなくて
ラケットの真ん中に当たらずその結果入らない。
たいていそういうものです。
なので、スイングを無暗にいじるのはやめてくださいね。
では、サーブが入らなくなったときのチェックすることはこの3つです。
1、トスアップ
2、顔が動いていないか？
3、いつもよりリズムが早くないか？
1つずつ見ていきましょう。
1、トスアップ
トスアップを確認する。
簡単に言うとサーブを打つときに上げるボールの位置の確認です。
これが知らない間にズレてることがあります。
何も考えなくてもサーブが入るときって
ちょっとぐらいトスがずれても入るんですね。
サーブが入らなくなると「あれ！？」って思い
フォームをいじっちゃいます。
そうなると、アリジゴクにはまったアリです。
サーブが入らない地獄から抜け出せません。
正しいトスの位置になっているかどうか。
ここを確認しましょう。
正しいトスの位置がわからなければ素振りしてください。
で、自分であたる点を確認してください。
そこにボールを上げることが
一番素振りに近い形で打つことができます。
素振りの形が一番自然なフォームです。
しっかり確認しましょう。
2、顔が動いていないか？
ボールがラケットに当たるまでは目線を動かしてはいけません。
目線が動くってことは軸がブレるってことなので
しっかりラケットを振れないからです。
それだけじゃないんです。
サーブの時に顔が動く場合って
ボールを打つより先に前を見ちゃいます。
自分のサーブが入ったかどうか気になるからです。
「今度は入ったかな？」
って思って先に顔を前に向けるとラケットの先端に当たります。
一度確認してほしいのですが
顔が当たるところを見ているときのラケットの位置と
顔が前を向いているときのラケットの位置って違います。
顔が前を向いているときのラケットの位置のほうが
顔が当たるところを見ているときの位置より低いんです。
だから、自然と先端に当たっちゃいます。
先端に当たるとネットが多いですね。
なので、ネットミスが多いならしっかり
ラケットとボールが当たる部分を見るように意識しましょう。
3、いつもよりリズムが早くないか？
これって意外と気づきません。
ぼくもそうでした。
自分の中ではいつも通りのリズムなんです。
でも、周りから見ると焦って打っているんですね。
焦って打つってことは
いつもよりリズムが早いんです。
膝のタメも少ないしトスもしっかり上がってないし。
とにかくいいことがありません。
これの対処法はめちゃくちゃゆっくり打つことを意識してください。
ボールスピードをゆっくりってことじゃないですよ。
サーブのフォームを大きくゆったりすることを意識するってことです。
正直、めちゃくちゃ違和感を感じます。
でも、それぐらいがちょうどいいんです。
違和感を感じてすぐに辞めたらダメですよ。
違和感を感じてもゆっくりとしてリズムを続けてください。
そのうち違和感がなくなって
そのリズムが普通になりますから。
では、まとめます。
サーブが入らなくなったときのチェックすることはこの3つ。
1、トスアップ
2、顔が動いていないか？
3、いつもよりリズムが早くないか？
この3点をしっかり確認しましょう。
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テニスプロフェッサー：圭佑
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