フェデラーの戦術って?
フェデラーってナダルやジョコビッチ、マレーに比べて
歳を取っているのに強いですよね。
若さに任せたテニスではなくて
歳を取っても勝てるテニスですよね。
ナダルがフェデラーと同い年のときに
今のナダルのテニスをできるかって言われると
無理だと思いますよ。
歳を取るとあのテニスはできないでしょうね。
あんなに走り回れないと思うし
あのスイングスピードのキープは難しいからです。
まあ、実際に歳を取ってみないとわかりませんが。
はい。
歳を取っても勝ち続けるフェデラー。
その戦術を調べてみました。
戦術は主に3つです。
1、コートを広く使う
2、時間の使い方がうまい
3、ボールの高さの変化
この3つを意識して動画を見てください。
下の動画は最近のフェデラーの試合です。
2013年の全豪オープンです。
1つずつ解説していきますね。
1、コートを広く使う
フェデラーってボールが深いです。
でも、それを続けているから強いってわけではありません。
浅いボールを打ったり深いボールを打ったりして
相手をよく走らせます。
だから、強いんですね。
ただ、速いボールを打つだけという理由で
フェデラーが強いってわけではありません。
コートを広く使えるコントロールがあるからです。
2、時間の使い方がうまい
簡単に言うと相手が早く打ちたいときに時間を稼ぎ
早く打ってほしくないときに時間をなくすことができるってことです。
たとえば、相手が良いコースに打ったときにフェデラーは
真ん中に戻るための時間を稼ぐためにスライスを使います。
スライスはスピンよりボーススピードがありません。
遅いです。
でも、跳ねないので攻めにくいボールです。
相手に攻めさせずに真ん中に戻る。
これを普通にやっているのがフェデラーです。
逆にフェデラーが相手の時間を奪う場合もあります。
フェデラーが良いコースに打って相手がスライスで時間を
稼いでいるときにそのボールをドライブボレーします。
ボールだバウンドする前に打つので
スライスの特徴の跳ねないってメリットを消しています。
さすが、フェデラー。
時間の使い方がうまいです。
3、ボールの高さの変化
これはフェデラーが跳ねるボールを打ったり
跳ねないボールを打ったりしているってことです。
スピンのあとにスライスとか
スライスのあとに跳ねるスピンとか。
毎回変化球が飛んできたら打ちにくいですね。
同じボールが飛んできたほうが簡単に返球できます。
まとめます。
1、コートを広く使う
2、時間の使い方がうまい
3、ボールの高さの変化
フェデラーの主な3つの戦術です。
今回の試合はフェデラーには勝ちが見えていたので
最後のほうは流して試合しています。
それでも強すぎです。
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