テニスが他のスポーツとは決定的に違う点とは?
どうも、圭佑です。
今日はテニスが他のスポーツと
決定的に違う点があるってことをお伝えします。
他のスポーツってのは
サッカー、野球とかですね。
これらのスポーツとテニスは決定的に違う点があります。
それは
相手より獲った点が少なくても試合に勝てる
ってことです。
たとえば、サッカーで
スコアーが「2-1」なら2点獲ったチームの勝ちですね。
1点しか獲ってないチームのほうが勝った
なんていう人はいません。
野球も同じですね。
スコアーが「3-2」なら3点獲ったチームの勝ちです。
揺るがない事実です。
でも、テニスは違います。
そんなことないよって思うかもしれません。
いや、そんなことあるんです。
今からお伝えしますね。
【試合内容】
Aくん vs Bくん
【スコアー】
6-4
【結果】
Aくんの勝ち
と、これだけ見れば
Aくんのほうがたくさん点を獲っているように見えます。
もっと詳しく見ていきますね。
【試合の流れ】
まず最初の4ゲームをBくんが獲りました。
しかもAくんに1点も与えていません。
しかし、そのあとの6ゲームをすべてAくんが獲りました。
6ゲームともデュースになりながらもAくんが獲りました。
こうしてBくんはAくんに逆転負けしました。
この試合の流れで
実際に獲ったポイントを数えてみます。
まずは勝ったAくんの獲ったポイントから数えます。
Aくんは6ゲームともデュースになりながらもゲームを獲りました。
デュースってのは「フォーティーオール」のことなので
簡単に数えると「3-3」のことになります。
ここから2点連続で獲らないとゲームになりません。
なので、Aくんは1ゲームを獲るのに5ポイント必要でした。
それが6ゲームなので
6×5=30
Aくんは30ポイント獲ったってことになります。
(算数の授業みたいですねw)
次にBくんの獲ったポイントを数えてみます。
Bくんはまず最初に4ゲームを獲りました。
1ゲームは4ポイントなので
4×4=16
最初の4ゲームで16ポイント獲ったことになります。
あとBくんは残りの6ゲームをデュースに持ち込みました。
さきほどもお伝えしましたがデュースは「3-3」のことです。
なので、残りの6ゲームでBくんは
6×3=18
18ポイントを獲ったことになります。
最初の4ゲームで獲ったポイントと合わせると
16+18=34
34ポイント獲ったことになります。
少しまとめると
Aくんが獲った点は30ポイント。
Bくんが獲った点は34ポイント。
でも、試合の結果は
6-4でAくんの勝ち。
Aくんのほうが獲ったポイントは少ないのに
Bくんに勝ちました。
これが他のスポーツでは絶対にありえないことです。
獲ったポイントが相手より少ないのに
勝てるスポーツでテニスぐらいでしょうね。
「へぇ~そうなんだ」
で終わらさずにここから何を学べばいいのか?
それは
ポイントをいつ獲るかが大事ってことです。
さっきの試合の例でいうと
Aくんががんばったのはデュースになったときです。
デュースになったあの場面で
2ポイントを連続で獲ったから試合に勝てたんです。
Bくんもデュースに持ち込むことはできましたが
そこからあと2点を獲れなかったんです。
それが6ゲーム続いてAくんに負けてしまった。
デュースでポイントを獲れなかったのがBくんの敗因です。
【ポイントをたくさん獲るよりもいつポイントを獲るかのほうが大事】
これを覚えておいてくださいね。
個人的にですが
Bくんも4ゲーム目まですんなり獲ったんだったら
もう1ゲーム獲ってれば勝てたと思うんですよね。
というのも5ゲーム獲れば
7ゲーム獲らないとAくんは勝てないじゃないですか?
それに「5-0」ってスコアになると
精神的にもきついと思うんですよね。
なので、Bくんがもう1ゲームだけがんばっていたら
試合の結果がわからなかったかもしれません。
でも、あれですね。
Bくんが勝ってたら
【ポイントをたくさん獲るよりもいつポイントを獲るかのほうが大事】
なんてことを伝えるのは無理だったんですよね。
Aくんが5ゲーム目にがんばってくれてよかったです(笑)
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