2007年のウィンブルドンのフェデラーの動画を見てました。
2007年のウィンブルドンの決勝はフェデラーvsナダルでした。
その動画を見てました。
この試合はフェデラーが徹底して
ナダルのバックハンドを狙っています。
それに対してナダルは回り込むチャンスがあったら
回り込んでフォアを打つって戦い方です。
ナダルは回り込みフォアハンドの逆クロスが得意なんですね。
あのショットを返すのは難しいです。
少し横回転がかかっていて逃げていくので。
でも、この試合ではあまり使っていません。
というのもその逆クロスが甘くなると
フェデラーのフォアハンドになるからです。
それだったらフェデラーのバックハンドを狙ったほうがいい
ってことでナダルはフェデラーのバックハンドを狙っています。
フェデラーもナダルがバックハンドを狙ってきているのが
わかっているので少しバックハンドよりに構えます。
するとチャンスと思いナダルは
フェデラーのフォアを狙うって感じですね。
見ててフェデラーがすごいって思ったのはナダルがいいボールを打っても
「ここに打てばナダルでも取れない」ってコースに打てることですね。
ナダルですら追いかけることを止めています。
よく高校生なんかが
ラリーが続いて相手を外に追い出して
コートに入れれば勝てるのにってボールをミスしますよね。
あれはすごいもったいないです。
テストで100点なのに
名前を書き忘れたぐらいもったいないです。
いくらいい展開でも
最後をミスすれば相手のポイントになるのがテニスです。
ここを分かっていれば
かっこよくポイントを獲ろうなんて思わないですよ。
まあ、かっこよくポイントは獲りたいですが(笑)
かっこよくポイントを獲るのは
かなり余裕があるときにしましょう。
フェデラーの戦い方は勉強になりますね。
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