漫画「ベイビーステップ」に学ぶ強者との戦い方を読んで質問が来ました。
どうも、圭佑です。
この前のベイビーステップに学ぶ強者との戦い方を
読んでMさんから質問がきました。
それをブログで共有します。
読んでないならそっちを先に読んでくださいね。
テニス漫画「ベイビーステップ」に学ぶ強者との戦い方
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=====質問内容はここから=====
私はストローク派で、前に出てボレーするのは苦手です。
なので、先の試合でもコーチから言われてたのは
「自分から前には出て行かない事」でした。
でもこれからの事考えて、アプローチからボレーに出る練習をしてます。
で、今回のメルマガ読んで
相手もストローク派だったら、どうすればいいか
私のストロークが相手よりも良ければ、ストロークに徹すればいい。
でも、相手のストロークが私よりも上回ってる場合はどうすればいいか?
今の私はボレーに苦手意識を持ってるから、ボレーに出て勝負するのはマイナスです。
こんな時だったら、私は相手のストロークミスを誘わせる事を考えたいけど…
ストローク対ストロークでどうやってミスさせるか?
相手のストロークのほうが上回ってたら、コースを狙って打つのはリスクが大き過ぎるし…
こういう場合、私はどうプレーすればいいでしょうね。
ぜひ教えて下さい。
=====質問内容ここまで=====
読みやすくするために改行の編集をしました。
ボレーが苦手な自分よりも相手のストローク力が上の場合
どうプレーすればいいか?
という質問です。
Mさんのメールに対するぼくのメールがこちらです。
=====ぼくの返信はここから=====
こんばんは、圭佑です。
>私はストローク派で、前に出てボレーするのは苦手です。
>なので、先の試合でもコーチから言われてたのは「自分から前には出て行かない事」でした。
>でもこれからの事考えて、アプローチからボレーに出る練習をしてます。
おお!
素晴らしいです。
ボレーが得意になると世界が変わりますよ^^
>でも、相手のストロークが私よりも上回ってる場合はどうすればいいか?
>今の私はボレーに苦手意識を持ってるから、ボレーに出て勝負するのはマイナスです。
>こんな時だったら、私は相手のストロークミスを誘わせる事を考えたいけど…
>ストローク対ストロークでどうやってミスさせるか?
>相手のストロークのほうが上回ってたら、
>コースを狙って打つのはリスクが大き過ぎるし…
Mさんはボレーに苦手意識があります。
でも、
その苦手意識よりも相手がMさんに
ボレーに出られるのを嫌がってるならボレーに出るべきですね。
Mさん以上に相手が嫌がってるってことですから。
ストロークが得意だからといっても
ラリーが得意な人でも
ボレーストロークが苦手な人もいます。
なので、その場合はボレーに出るべきですね。
また、ストロークvsストロークでどうやってミスをさせるか?
これは相手の特徴を見ないとわかりません。
こっちがロブを打ったときに
相手もロブを打ってくるタイプなら
そのロブをドライブボレーするって手段もあります。
絶対に完璧な人っていません。
スライスが苦手とか
回り込んだら絶対にストレートに打ってくるとか。
試合の中でそういう情報を集めます。
で、先読みします。
たとえば
回り込んできたからストレートにくる。
そこをよんでそれをカウンターしよう、とか。
あえて好きなコースに打たせて
そのボールをカウンターする。
もしくは、そのコースに打たせないようにする。
相手のボールが速いなら
あえてゆっくりなボールを打ち相手に
しびれを切らせてもらう。
相手のほうがストロークが上でも
いろいろできます。
できることの中で
ポイントにつながるものを試合で使っていってください。
というのが回答になります。
わかりにくければ
ここがわかりにくいと言っていただければ回答します。
では、失礼します。
圭佑
=====ぼくの返信はここまで=====
このような返事をMさんに送りました。
それに対するMさんの返事がこちらです。
=====Mさんの返信はここから=====
相手が私にボレーに出られるのを嫌がってても、
ボレーをミスしてたら嫌がるどころか嬉しいのでは?
それと、速いストロークに対してゆっくりしたボールを返すのって、
すごく難しいと思いますが…。
速いボールに対しては、早くテイクバックしてその勢いに負けない事を考えますが、
ゆっくりしたボールを返すにはどうすればいいのでしょうか?
この2点が私にはわからなかったです。
教えて下さい。
=====Mさんの返信はここまで=====
これに対するぼくの返事がこちらです。
=====ぼくの返信はここから=====
どうも、圭佑です。
お返事ありがとうございます。
質問にお答えしますね。
>相手が私にボレーに出られるのを嫌がってても、
>ボレーをミスしてたら嫌がるどころか嬉しいのでは?
Mさんのボレーのレベルを確認していないので推測になりますが
ネットに近いところでボレーしてもミスしてしまうのでしょうか?
ネットに近いところでボレーすれば
たとえラケットの真ん中に当たらなくても
相手のコートにポトンと落とすことは可能だと思います。
それでポイントを獲り続けると
相手はロブをあげてきます。
そうなればネットに近づくフリをして
ロブ待ちでスマッシュをすればいいですよね。
スマッシュが決まれば
次に相手はMさんを見て打つショットを
決めないといけなくなります。
相手からすると
後ろにいる相手にロブをあげても意味がないし
前にいる相手に強打をしてもポトンとボレーで落とされるので。
そうなれば相手は自分のプレーに集中できなくなるのでラリーでもミスが出始めます。
相手に好きなストロークを満足に打たせないようにプレーしてください。
>それと、速いストロークに対してゆっくりしたボールを返すのって、すごく難しいと思いますが…。
確かに、速いストロークをゆっくりしたボールで返すのはすごく難しいです。
でも、ここで大事なのはMさんが「ゆっくり」と感じるのではなくて
相手が「ゆっくり」と感じるスピードであればOKです。
Mさんが140km/hを普通のスピードと感じても
相手が普段から160km/hを見てれば140km/hは遅く感じますよね?
この場合はMさんが普通と思うスピードで打てば
相手はゆっくりって感じてくれます。
>速いボールに対しては、早くテイクバックしてその勢いに負けない事を考えますが、
>ゆっくりしたボールを返すにはどうすればいいのでしょうか?
速いボールに対してその勢いに負けるっていうのは
自分が振り遅れているってことになります。
自分にとってベストな打点で打てれば
たとえ相手のボールが速くても勢いに負けるってことはありません。
早くテークバックするってのは
自分がベストな打点で打つための手段です。
言ってみれば大きくテークバックをしても
ベストな打点で打てれば問題ありません。
かなり難しいですけどね^^;
次に、ゆっくりしたボールを返すにはどうすればいいか?
ということに関して。
これはさきほども書きましたが
相手がゆっくりと感じてくれればいいです。
で、基本的には速いボールを打つには速いスイングが必要で
ゆっくりなボールを打つにはゆっくりなスイングが必要です。
それだと相手に「ゆっくりなボールがくる!」とバレてしまいます。
なので、実践的にいくなら同じスイングスピードでボールスピードを変える必要があります。
そのためには、スピンやスライスを打つ必要があります。
相手の速いボールをスピンやスライスで打つのは難しいです。
なので、試合で使えるように普段の練習では速いボールを打つだけじゃなくて
速いボールをゆっくりなボールで返球する練習もしていてください。
以上が質問に対する回答になります。
試合の中では自分にできることを
試合で実行していってください。
「これはできない」
「あれもできない」
だと何もできなくなるので。
自分には何ができるか?
そのできることを普段の練習から増やしていってくださいね^^
長い返信になりました。
わからないことがあれば、またメールください。
では、失礼します。
圭佑
=====ぼくの返信はここまで=====
Mさんとこんなやりとりをしました。
このMさんはぼくがブログを始める前から
ツイッターでよく報告してくれます。
報告をもらうたびに成長しているので自分のことのように嬉しいです。
このMさんは非常に素晴らしいです。
なぜなら
【学んだことを自分にあてはめて考えているから】
これね、なかなかできないんですよ。
たいていの人が「おお、勉強になった」
で終わってしまいますからね。
詳しくお伝えしますね。
ぼくは前の記事で
相手の弱い部分と戦いましょうってお伝えしました。
で、Mさんは頭の中で考えたはずです。
なるほど!
自分の場合、相手のストロークが弱ければ
相手のストロークと戦えばいいんだな。
でも、
相手のストロークが自分より強かったらどうすればいいんだろう?
自分の場合、エーちゃんみたいにボレーはできないし。
かといってストロークでコースを狙うのはリスクが高いし。
・・・
考えてもわからないし、
圭佑さんにメールで聞けば解決するかも。
メールしよう!
って。
今の文章はぼくの妄想です(笑)
で、このMさんがとった行動は
ぼくのメルマガを読んだ
↓ ↓ ↓
【自分にあてはめて考えてみた】←すばらしい!
↓ ↓ ↓
わからないことがあったから質問した
このような行動をMさんはとりました。
いつもメールを読みながらMさんのように
【自分ならどうするか?】
この視点で読むとかなり成長できますよ。
Mさんは試合にも出てます。
多分、試合で徐々に成果が出始めます。
Mさんが試合で優勝する日も近いんじゃないでしょうか?
Mさんのようにわからないことは
どんどん聞いてくださいね。
で、頭の中の「?」をなくしてどんどん上達していきましょう!
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