ストロークの緩急がよくわからない。 | テニス戦略・戦術を動画やマンガから学ぶためのブログ

ストロークの緩急がよくわからない。

この記事を読むのに必要な時間: 約 5 分

ストロークの緩急についてイマイチピンとこない
と読者さんから問い合わせがありました。

ブログへの引用許可を頂いたので
ここに引用します。

↓ここから

今回質問させていただきたいのは、ストロークにおける緩急についてです。
繋ぎのボール、速くて低い弾道のスピン、緩くて高い弾道のスピン。

この様な球種の理解なんですが、繋ぎのボールというのがピント来ません。
どんな状況で、またどんなボールなのかよくわかりません。

推測ですが、押し込まれてる状況で高く、
深いボールで凌ぐような時に繋ぎのボールというのでしょうか。

また繋ぎのボール、速くて低い弾道のスピン、緩くて高い弾道のスピンを同じ打点で打つ為には、
ヘッドを下げたり、上体の傾きで打つのでしょうか。

要領を得ない質問ですみませんが、よろしくお願いします。 

↑ここまで

これに対する回答がこちらです。

↓ここから

繋ぎのボールと高弾道のスピンについてお伝えしますね。
繋ぎのボールはとりあえず返すというのが繋ぎのボールです。

相手に攻められている状況でとにかく返球するというのが
この繋ぎのボールです。

このボールには高さは関係ありません。
強い人はいつものボールと同じ高さで返球するかもしれませんし
そんなにうまくない人は安全に返すためにロブのような高さになるかもしれません。
なので、「つなぎのボール=高いボール」ではありません。

次に高弾道のスピンについて。

これは意図的に打つボールです。
普通に打つこともできるけど、相手が高いボールの返球が苦手そうだから
あえてちょっと緩めのスピンボールを打とう、というのがこのボールです。

最後に繋ぎのボール、速くて低い弾道のスピン、
緩くて高い弾道のスピンを同じ打点で打つ方法について。

これは同じ打点で打てます。
ただ、ボールへのラケットの当て方が違います。

高弾道のスピンボールは
低弾道よりも回転がたくさん回転が掛かっています。

なので、垂直に近い角度でラケットを振ります。
ただ、文字だとイメージがわかないと思います。
たとえば

・低弾道が30度で下から上に振る
・高弾道が70度で下から上に振る

こんなイメージです。

↑ここまで

このように回答しました。
これに対するYさんの返事がこちらです。

↓ここから

繋ぎのボールはとにかく返すということなんですね。
レベルが上がるほど、プロの場合などは繋ぎのボールの質を
上げているという理解でいいのでしょうか。

高い弾道のスピンは垂直に近い角度というのは、
よくスピン過多で前に飛ばない掠れた当たりをイメージすると理解しやすいでしょうか。
いつもわかりやすいアドバイスをありがとうございます。
また来週から早速練習に取り組みます。

↑ここまで

これに対する返事がこちらです。

↓ここから

>繋ぎのボールはとにかく返すということなんですね。
>レベルが上がるほど、プロの場合などは繋ぎのボールの質を上げているという理解でいいのでしょうか。

その理解で正しいです。
誰でも最初はロブでしか返せないけど
練習をしてロブ以外のボールでも返せるようになっていきます。

>高い弾道のスピンは垂直に近い角度というのは、
>よくスピン過多で前に飛ばない掠れた当たりをイメージすると理解しやすいでしょうか。

掠れた、とまではいきませんが
そのイメージだと理解しやすいですね。

↑ここまで

このようなやりとりでした。

わかりやすく伝えられたようで良かったです。

緩急を使ってもっと自分自身のテニスに
幅を持たせていってほしいですね。

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